HOWTO エンジョイ(ルール・マナー編)

さまざまな意見が寄せられましたが、たしかに他の社会生活と照らし合わせるとスキー・スノボに関するルールとマナーは意識が遅れていると言わざるをえません。
例;当たり前だが車で言えば、交通ルールで全部定められています。
・車は左側通行
・直進優先
・センターラインはオーバーしない
・飲酒運転禁止
・一旦停止etc etc

スキー、スノーボードの場合、スキー場や関連団体が安全やルール・マナーについて啓発していますが、もっとプレーヤー自身の意識の向上が必要と思います。
(公財)全日本スキー連盟安全対策部 http://snowsafety.info/
(公社)日本プロスキー教師協会 http://www.sia-japan.or.jp/safety
全国スキー安全対策協議会 "http://www.nikokyo.or.jp/safety-snow/

筆者の経験や、皆様の意見をもとにまとめてみました。

1.滑走エリアで
■スキーとスノーボードの動作の特性
まずスキーヤーは下に、スノーボーダーは横に滑ることを考えるべき
すなわち、周りの動きがすべて一定方向でなく突然横から視界に入ってくることが多い。 同じ方向だけでなく360度視界を注意していなければなりません。
滑走スタート時は上から滑ってくる人の邪魔にならないか、確認する必要があります。
(サーフィンでは「前乗り禁止!」というルールがありますよ!)
■ゲレンデ中央は滑るための場所
よくみかけるが、ゲレンデ中央でしゃがみこむのはもってのほか。スキーヤーも、ボーダーも休んだり待ち合わせする場合はゲレンデの隅のほうでとまること。
また、仲間に限らずゲレンデの真ん中で転倒していたりしたら、2次災害を防ぐ意味でもスキーやスノーボードを立て掛けてサポートしてあげることもやさしいことです。
■リフト乗降の際
スノーボーダーは降りてすぐの場所でブーツをはくことはやめましょう。また、初心者であればリフトの係りの人にサポートをお願いする勇気も必要です。
2.レストランで
■昼時はどこのレストランも混み合います。
特に仲間で手袋や帽子で広くテーブルを占拠し陣取りをしている光景が見受けられます。ときには、椅子を並べて寝ていることもあります。あるユーザーから「子連れで行って、席は空いているのに荷物が置いてあって座ることができなかった。どうにかならないものか」という相談がありました。
皆さんもお互い譲り合い精神で、皆が楽しめるような環境をつくりましょう。
また、直接言うと角が立つのでスキー場スタッフにお願いして注意してもらいましょう。
3.タバコについて
最近は宿泊施設でもレストランでも、禁煙区域が増えています。
今シーズンも、皆様からのアンケートで「リフトの上でタバコを吸っているのがいる」との注意喚起がありました。
当然そういう人はそのまま吸殻をポイ捨てするのでしょうが、気が付いたらこれもパトロールなどに報告して啓発しましょう。
4.まとめ
まず、皆さんが上記のようなことを注意すれば、より安全で楽しいスキー、スノーボードをすることができます。上記に限らず、あきらかに「イエローカード」「レッドカード」と思われる事案はスキー場のしかるべき人(支配人や責任者等)に言うなどして、今後の為に運営側でも注意喚起してもらうようにしましょう。